仕事やくらしの中に、ちょっと “ひと手間” 加えませんか
みなさんご存じの「サッポロ一番」。みそラーメンでおなじみですよね。
このラーメンのCMソングに出てくる、このフレーズ。
「このひと手間が、アイラブユー♪」
(『サッポロ一番』CMソングより)
このフレーズ、なんともあたたかく気持ちがほっこりしますよね。
こちらにも出てくる
普段の生活ではあまり意識していない人も多いのではないでしょうか。
「ひと手間」とはいわば行動の “ちょい足し”・“ひと工夫” のようなもの。
これは相手への「気配り」や「心遣い」、また、自分のためになるものでもあると思います。
ではこの「ひと手間」って、実際どんなことでしょうか。
例えば、普段のくらしの中での料理。
「最後のひと手間でお店の味に―」なんてよく言われますが、少しのひと手間、例えば下準備や具材の切り方、下ごしらえ、器の盛り方、トッピングなど料理ができあがるまでの工程において、ひと手間加えられる場面はたくさんありますよね。
結果、料理が一段と美味しく、華やかになるということがあるでしょう。
そして、それは仕事においても同じです。
例えば “作業の計画や設計を立てる” というひと手間をかけてから行動に移す。
基本的なことですが、計画や設計を立てることが面倒で、実行できていない人は意外と多いのではないでしょうか。
このひと手間を省いてしまったことで、あとあと “余計な手間” がかかってしまうというリスクを考えると、やはりここにひと手間をかけたいものです。
さらに、資料を用意するという場面ひとつとっても、
を想像してみると、
単にコピーをとるというだけで良いのか、揃え方や綴じ方、順番はどうするか、など考える要素は意外とたくさんあることに気づくはずです。
これも立派な「ひと手間」ですよね。
まずは「ひと手間=大変な作業」ととらえず、ほんの少し先のことを想像してみる(相手が喜ぶこと、仕事においては後工程を想像するなど)。
そこからおのずと、かけるべき「ひと手間」が見えてくるのではないでしょうか。
よりよい印象や結果が生まれる「ひと手間」をプラスして、日常をより豊かなものにしていきませんか。